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また、勇気ありすぎる作品に出会ってしまった!
恐らく、映画評論家も見逃しているだろう。
それがこの「ザ・キャプティブ」だ。
物語は、深い森の美しい川辺にある別荘。
そこでゆっくりとバカンスを過ごしにやってきた
二人の女性、クリズマとアリー。
徐々に森が深くなってくる。
日本の別荘地のように
点々と家があるわけではない。
そこに、森を管理しているのか、
それともただの地元の人なのか、
ひとりの熟年男性から監視されているような
視線を感じるようになる。
その森ではこれまでに女性や子供たちが次々と失踪し、
FBIや保安官たちも捜査している。
本当に捜査に協力しているだけなのか、
それとも犯人に関わる不審人物なのか。
そんな緊迫した状況下で、女性同士の仲間割れが発生。
常に冷静に判断し行動するアリーに対して、
クリズマは激しく衝動的。
なんと管理官の熟年男性を
車で轢いて動けなくなったところを、
軟禁状態にしてしまうのだ。
普通の作品ならば、
囚われるのはこの二人の女性のはずだ。
しかしそうではない。
不審人物が囚われ、
徐々に普通の人が狂気に走っていく。
美しい森と言えば、
「ツインピークス」のように“世界一美しい遺体”とか、
謎が謎を呼ぶ展開になるかと思ったが、
全くそんなことはない。
そこが素晴らしい。
ローラ・パーマーの謎の私生活や、
クーパー捜査官とかのキャラクターが一切出てこない。
ものすごくストレートなんだよ。
野球の独立リーグで
直球をビュンビュン投げているかんじだ。
かつて、連合赤軍が浅間山荘事件を起こす前に、
集団リンチで何人もの人が殺されたが、
それを彷彿させるような、
ものすごく不条理な展開になっていく。
特に、連合赤軍のように
ある種のイデオロギーがあって周
囲が見えなくなり凶行に至るのではなく、
意味なくとにかく攻撃する。
となると、ある種のSMのような作品なのか?
もちろん、その男性は攻撃されて喜んでいるわけではない。
それでも、不条理に攻撃し続け、傷つける。
サスペンスホラーSMビデオとでもいうのか。
SM好きな人が見ると、
別の意味でも楽しめると思う。 |
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